我が家の本棚!たった7冊でさびしい限りでも
我が家の本棚には、たった7冊の本だけが並びさびしい限りです。内訳は、副業2冊・認知症2冊・囲碁将棋2冊・極めつきが高校時代の親友が持参してくれた俳句集1冊の計7冊でどれも手放したくない本ばかりです。
青春時代を思い起こせば、部屋中が将棋の月刊誌で取り囲まれていました。時に「近代将棋」ある時から「将棋世界」と名を変えて、毎月1冊ずつ着実に増えていきました。10年経てば120冊それだけでも大変なのに、給料をもらえば「次の一手」や「詰将棋」なるものを買い漁ったものです。だから、二間続きの部屋を占領してしまいもめ事の発端を作ってしまったのです。でも、我が道を突き進んだあの頃が懐かしいです。
それに比べて今の我が家の本棚はじつにさびしい限りです。どの本も頁をめくる回数がめっきり減ったこともその一因です。読書の方法も激変しました。今はスマホで本が読める時代です。私も「氣の威力」や「氣の呼吸法」そして「衆議院事務局」なるkindle本をいつでも読めるよう取り込んでいます。好きな本が瞬時に読めるとは夢にも思っていませんでした。
それでも、我が家の本棚はこれからも部屋の片隅に居座り続ける事でしょう。特に友人作の俳句集は得難いものがいっぱい詰まっております。折にふれ何度も何度も声を出して読みたいものです。僅か124頁の俳句集、私の宝であり我が家の本棚の主人です。