オリパラ開催の是非早期決着を求む
日本は正に国難の真っただ中、医療従事者の方々はこの難題を解決するために昼夜を問わず懸命に働き続けておられます。ただただ感謝です。一日も早くこの国難から解放されることを願うばかりです。かたや、オリパラ開催に向けた準備も急ピッチ、関係者のご苦労にお礼を申し上げます。
さて、国難は変異ウイルスの急拡大により悪化の一途をたどりつつあります。特に東京・大阪はそれが顕著で、それに追随するかのように近隣の地方都市でも新規感染者が続出している現状です。これでは医療資源がどれほどあっても足りないでしょう。
そんな中、五輪組織委から日本看護協会に看護師500人の派遣要請があったとの事です。
残酷ですが、医療資源は国家国民の命を守る方に提供されるべきものと考えます。この危機的な状況の中、二兎を追う者は一兎をも得ずとなりがちです。
冷静になって考えてみましょう。オリパラに参加される関係者全員の命の保証は叶えられますか。国を元気に出て同じく元気に戻る!これが鉄則です。万が一、1人でも犠牲者が出たら誰が責任を取りますか。取れないでしょう。補足しますが、オリパラ開催中は約1万人の医療従事者が必要だということです。
オリパラ開催の是非は、まさに進むも地獄退くも地獄です。自前で医療従事者の確保が困難なら、早期に開催の是非を問題提起し結論を出すべきでしょう。
何事にも共通しますが、問題の先送りは禍根を残します。今はゴールデンウイーク中だから等と言ってる場合ではありません。一日も早い決着が求められます。あなたはどうお考えですか。