トイレも知識の宝庫なり!1分たりとも無駄にせず
我が家のトイレには、週刊誌2冊と囲碁の専門書が1冊並べてあります。週刊誌はお馴染みの「週刊ポスト」11月26日号と「週刊現代」11月13・20日号で、表紙は共に読者の心を揺さぶるような強烈なキーワードのオンパレード、配色もこれでもかと押しの一手の怪しい配色よくぞ仕上げたものである。それに比べ「井山裕太の碁強くなる考え方」は、限りなく地味で対照的です。
週刊誌のメインは衆議院選挙が終わったばかりなので、読者が読みたくなるような「あの事か」と思わせるような灰色から黒系の記事が目を引きます。いかにも続編期待と煽り立てています。それにしても権力闘争って面白いですね。
かたや、生真面目一色の碁の本は最強の打ち手「井山裕太さん」の実戦の解説書です。碁の初心者から高段者に至るまでの幅広い層を対象に書かれたバイブルです。根気よく読み続け、居間に戻って碁盤に並べれば初段という目標も夢ではありません。この本は当面の間、トイレの主となることでしょう。
週刊誌は、薬害や相続の事など実生活で役に立つ記事が網羅されておりますが、良いとこ取りとさせていただいております。政治・経済・世界情勢とお堅いものから三面記事・漫画で気分転換、気が付けばトイレ滞在時間の限界30分を超える時も有ります。
亡き父が生前「役に立つ情報は何処にでも転がっている。場所を問わず探して見なさい。」とよく言ってたことを思い出します。父は新聞を隅から隅まで目を通し、特に株式欄には時間をかけていました。定年退職後、株の恩恵にあずかったことは事実で、世界情勢や政治経済の動きには敏感でした。
さてブログタイトルで、トイレも知識の宝庫なり!1分たりとも無駄にせずと申し上げましたが、「一生役に立つ情報」にも出会えますので、これからもおもしろ読書は続けてまいります。たかが週刊誌では片づけられない貴重な情報源です。碁もしかり。貴方は如何ですか。