元気な75歳だが生涯現役道けわし

生涯現役を達成させるために後期高齢者75歳のわたしが日々取り組んでいる元気メニューを紹介してまいります。今は体力強化と脳及び表情の若返りがメインです。生涯現役を実現させるために見かけは実年齢より10歳若くが目標です。そのため毎日30分間筋肉強化や屈伸運動、かかと落としを行っています。最強の鍛錬法は独自の腹式呼吸で心肺機能の強化につとめています。生涯現役を叶えるためには日頃の努力が欠かせませんので人生最後の日までがんばり続けるつもりです。

死ぬまで一生所長さん

私の現役初期はのんびりとした年功序列の時代でした。次の所長はあの人がなるという予想がほぼ的中したものです。それだけに次の所長候補は大変な気の使いようでした。現所長はそんなことにはお構いなし、好き放題な日々を送っていたのです。

 

次の所長候補は気配りに専念、腰ぎんちゃくにならざるを得なかったのです。昼間はあまり目立つことなくそつなく仕事をこなし、夜になれば主のヨイショに徹するのです。だから昼夜を問わず「はい仰るとおりです。」が決め台詞、夜な夜な主のわきにピタリとはり付き平身低頭、涙ぐましい努力でした。

 

ヨイショさん願い叶って当家の主となりました。職場はさー大変、ご機嫌とりが続々増え仕事どころではありません。先を見越しての先頭争いが露骨となったのです。当家の主は、跡目争いの風景に気分をよくし内心ニンマリ状態でした。

 

それから数年後、退職されたヨイショ所長を囲む慰労会が行われました。元所長、酔うほどに場をわきまえず高飛車なもの言い「二次会は何処・・・○○君帰りよろしく」ときたものです。恩着せがましい一言が場の雰囲気を壊してしまったのです。私達下っ端は、予定外の三次会になだれ込んだものです。元所長は死ぬまで一生所長さんでした。人材さがしは信頼が基本だと思います。残念ながら時代が違いましたか。