長生きのため日本酒党からワイン党に鞍がえ
日本酒との付き合いは実に60年間よくぞ飲み続けたものです。18歳で社会人、歓送迎会でさっそく日本酒の洗礼を受けたものです。その場には50人ほどの先輩達がおりましたので、返杯された酒量は盃で50杯分です。父からは出社前に「頂いたお酒は有難く全部いただけ」そして「飲む前には何でもいいから食べておけ」と注意されたものです。
その日は二次会まで出席、若さと体力でその場を乗り切れたものです。母の話では、詰襟の学生服がだいぶ汚れていたと翌朝知らされたものです。
大酒飲みは父親譲り、父は1年365日酒を切らしたことがなくよく飲んでいました。しかしアル中ではありません。日中は会社勤め、家に帰れば真夜中の12時近くまで農作業、それから日本酒で晩酌です。
私は父の姿を見て育ちました。土日を含め、朝から晩まで働き詰めで休んだ姿を見ていません。それでいながら私の書道・算盤の先生でした。同時に酒飲みの師範代でもありました。
私は生涯現役が目標です。今後も日本酒を飲み続けるのにはそれなりの体力が必要です。特に冷酒はなおさらです。そこで私は決断しました。今後は、体にいいと言われる赤ワインにすることにしました。そうと決まれば即実行!今夜の晩酌が楽しみです。あなたは何派ですか。お互い程々に飲みましょうね。お元気にお過ごしください。