元気な75歳だが生涯現役道けわし

生涯現役を達成させるために後期高齢者75歳のわたしが日々取り組んでいる元気メニューを紹介してまいります。今は体力強化と脳及び表情の若返りがメインです。生涯現役を実現させるために見かけは実年齢より10歳若くが目標です。そのため毎日30分間筋肉強化や屈伸運動、かかと落としを行っています。最強の鍛錬法は独自の腹式呼吸で心肺機能の強化につとめています。生涯現役を叶えるためには日頃の努力が欠かせませんので人生最後の日までがんばり続けるつもりです。

少年時代!働かしてくれてありがとう

私の記憶では、小学6年生で半人前といわれた時代です。学校から帰ると畑にむかって一目散に走って行ったものです。そこには母が黙々と農作業にはげんでおりました。母にむかって「ただいま⤴」母からは「お帰り⤴」、これだけのやり取りがすむと、手元が暗くなるまで働いたものです。

 

母は家にもどれば夕食の準備、私は買物やら愛犬コロのお散歩、そして風呂沸かしに戸締りと休む暇なく働き続けました。ただし、日曜日はご褒美として一人で映画館に行かせてもらいました。今おもえば西部劇に夢中になりはしごまでしたものです。

 

私は6人兄弟のバッチ、何かにつけて上から命令があり、逆らうと羽交い絞めにされたものです。当時も小柄でしたが、百姓で鍛えた体はかなり強固でした。二人がかりで抑え込まれてもギブアップしたことはありません。こんな光景を目にした母からは「負けるな⤴」と激励されとても嬉しかったです。

 

今は新型コロナウイルスと闘う毎日ですが、それが出来るのも、少年時代にとことん農業で体を鍛えさせてくれたおかげです。こんな生活は23歳で家を出るまで続きました。おかげ様で精神面も鍛えられ、根性だけは人一倍強いと自負しております。毎日朝夕、亡き父母に手を合わせ「丈夫に産み育ててくださり有難うございました。おかげ様で元気です」と報告がてら感謝の意を表しているところです。

 

あの当時の事を思えばどんなことでも耐えられます。辛抱できます。がんばれます。働くことの大切さを教えてくれた亡き父・母に感謝いたします。ありがとうございます。

 

補足します。家は兼業農家、父は会社勤めで家に帰れば休む暇なく農作業に出かけ、毎晩夜中の12時近くまで働いていました。肉・魚・豆腐・納豆などを除けばほとんど自給自足でした。母にとっても父にとっても畑は戦場だったのです。だから、私もそれを見習い一兵卒として懸命に働いたのです。父さん・母さん働かしてくれてありがとう。