方向音痴のきっかけ
方向音痴のきっかけは多分あの時なのだろうか。小学低学年のある夏休みの午後、廊下で昼寝から覚めた瞬間に音もなく方角が変わっていくのを体感したのです。角度がどれほどかは分かりませんが、変わった事実はいなめません。
あの日以来、方向感覚がガラリと変わってしまいました。たとえば友達の病気見舞いに大病院を訪れたとき、病室には何とかたどり着けたのですが帰りに迷い道に入ってしまい堂々巡りとなってしまったのです。そして病院の出入り口を見つけた時に異様な光景を目にし、知らない方向に歩き出していたのです。
一番困ったことは高速道路上で方向音痴を思い出してしまうことです。車が進行方向と真逆(逆走)に走っていないだろうか?そう思ったときは次の出口かサービスエリアで降りることにしていました。今は免許返納の身ときどき夢に出てくることも有りますが・・・その時は寝覚めが悪いです。
逆走は方向音痴で最悪です。私は一般道路でなんどか経験していますが幸いにして事故は起こしてはいません。もし起こしていたら人様の命を奪っていたかもしれません。方向音痴で運転に自信がなかったら免許証は返納することに限ると思いますがいかがでしょうか。方向音痴のきっかけは、あの時の出来事が原因なのか今でも分かりません。